※ 傷ついているあなたへ

 あなたが今、何かに傷つき、苦しみから逃れられないなら…大きく分けて二つの方法があると思います。

 一つは、「己の甘さ、未熟さについて謙虚な気持ちで考える」こと。これが一番大切だと私は思うのです。人を責める前に、まず自分の言動を反省してみましょう。傷付くまでの過程を冷静に振り返ってみてください。ほんの少しでも、自分の軽率さや考えの甘さが、今傷付いていることにつながっていませんか…?一つでもそれに気付いたら、人のせいには出来ないはずです。自分自身の過ちを真摯に受け止め、今後の教訓としましょう。

 もう一つは、その原因を作った相手を「許す」こと。私も深く傷ついたことがあります。心であったり、体であったり、同じ「傷」でも様々ですね。傷が深いほど癒えるのに時間がかかるし、癒されない傷も、世の中にはあるけど…。
 「許す」ということは簡単じゃない。「許さない」より「許す」ほうが難しい。悲しみを憎しみに変えて生きる力にしている人も居ます。だけどそれでは、いつまで経っても癒されることはありません。自分にとって最善の道は、許すことではないでしょうか。それが苦しみを乗り越えるための最良の道だと、私は思うのです。人を許してあげられるなら、自分を許してあげることも出来るはず。人は許しあって、支えあって生きているのです。そうすることにより自分の魂も開放されて、いつしか傷も癒されることでしょう。

 傷付いたときに涙を流すのはいい。だけど泣くだけ泣いたら…自分の足でまた、歩き始めましょう。

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